魚眼レンズの場合、中心部と周辺部でNPP(ノーパララックスポイント)が変動する事が知られている。
そこで、どれぐらい位置が変化するか測定してみた。
測定方法は前回と異なり、レンズの前に定規を置き、遠方のターゲットの動きを計る方法を採用した。
この方法の良い所は、実際の撮影とほぼ同じ条件で測定が可能な事。
計測位置はパノラマヘッドの目盛り10~60まで10mm間隔で前後させ、それぞれの位置で
±80°の範囲を10°間隔で変化させた。
表の上側のデータをグラフ化したもので、一番上が10mm位置のグラフ、一番下が60mm。
このままではわかりにくいので、それぞれの位置で傾斜成分を取り除いた。(表下側)
この結果から分かるように±30°~±40°ぐらいまではNPPの位置は殆ど変動せず、
40°を超えたあたりから急激に変化し始める。
次に各角度でのNPPの位置を求める為のグラフを作成。
実際に使用するのは±30°~±40°の範囲と思われるのでそれぞれの平均値をグラフ化。
最後がNPP位置変動のグラフ。
以上、ご参考まで。