最近ステーキばかり食べていて、ちょっと思い出したことがあったので忘れないうちに書いておくことにした。
私はステーキを食べるとき、焼き方はレアで注文する。 もちろん、焼き方が頼めないお店ではお店に任せるが、ほとんどの場合そういうお店には2度と行かない。
私がステーキをレアで食べるようになったのはSan FranciscoのVan Ness Ave.にあるHouse of Prime Ribでレアを食べてから。 それまでは肉の焼き方なんてあまり知らなかったからミディアムかミディアムレアで頼んでいた。
そんなある日、New Yorkのとあるレストランで会社のメンバー十数人での会食があった。 連れて行かれたので場所もわからず、当時はまだお店の名前やメニューなどを記録する習慣もなかったので、何を食べたかも記憶には残っていない。 (多分New York Sirloinだったとは思うのだが…)
隣には上司が座っており、上司も何かのステーキを私と同じようにレアで注文していた。
料理が運ばれてきて上司は私にこういった“レアの食べ方を知っているか?”
私は“いいえ”と答えると、上司は“こうするんだ”と言ってステーキを真ん中から半分に切った。 そして“レアで頼んだのだからこうやって焼き具合を確認するんだ”と、私にも同じようにするよう言ってきた。
自分のそして私のステーキの焼き具合を確認した上司はウェイターを呼び“この2つのステーキはレアではないようだが?”と言った。
ウェイターは“確認して参ります”と2つの皿を持って厨房へ消えて行った。
しばらくしてウェイターは1つだけ皿を持ってきて上司の所へ置いた。
そして“お客さまのはレアで間違いございません”と告げ、私には“お客様のは焼きすぎでしたので、今焼きなおしております。しばらくお待ちください”と言った。
こうして私は皆が食べている間、一人で待たされる結果となり、皆が食べ終わるころになってやっと運ばれてきた。
私のところへ皿を置いたウェイターは上司にこう言った。
“お客様はレアをご注文になられましたが、それは外側が焼けていて中がまだ冷たい状態の事でしょうか?”と。
そして、上司は“そうだ!”と得意げに答えた。
ウェイターはちょっと困ったような顔をして、“お客様、それはレアではなくBlack and Blueと言います”と告げると奥へ下がって行った。
※ House of Prime Ribは現在でも営業中。 昔は予約無しで入れたが今は予約を入れないと無理のようです。
それとBurlingameにGulliver’sと言うお店があったが今は閉店した模様。
もう1店、Henley VIIIだったかな?サンフランシスコ市内にあったけど検索しても引っかからないので相当前に閉店したのかもしれない。